はじめまして。キリカです。
学習サポーターをやっています。
ここでは、私がどんな『想い』で発信しているのかをお話させていただきます。
3分ください。
キリカとは
キリカとは、台湾の油桐花(ヨウトンファ)という桐の花が由来になっています。
以前やっていたプロジェクトから引き継いだ名前です。
今よりずっとキラキラしていた私は
「日台をつなぎたい」
「台湾の知られざる魅力を伝えたい」
というコンセプトのもと、日本と台湾の共通アイテムとして春に白い花を咲かせる油桐花が思い浮かんだんですね。桐って日本にもあるよなぁと。
あいにくコロナの影響を受け別の道を歩くことになりましたが、
たくさんの想いがつまった名前が捨てられず、
「キリカ」として活動をしています。

これまで台湾でいろいろな仕事をやらせていただきました。
アルバイト、社員、フリーランス、雇用主。
業種も形態も異なりますが、
いつも私を突き動かしてきた原動力は、
一度しかない人生を後悔したくないという気もちと、
台湾をリスペクトする想いです。
台湾に来る前、
アラサーだった私は、地元で悶々と過ごしていました。
今の生活から抜け出したいのに、
強みがなくどうしていいかわからない私は、
ただ会社と実家を行き来するだけの日々を送っていました。
でも、ある時、そんな生活に嫌気がさして、
仕事を辞めて台湾へ。
人生を変えるんだ。
そう決意して、語学学校に通い、
6か月で話せるようになり、
運よく台湾の現地企業で働かせていただけることになりました。
台湾人に囲まれて働いたなんていうと、
褒めていただけることもありますが、
実際はぼろっぼろのボロ雑巾。
自分のできなさを突きつけられる毎日でした。
中国語はできて当たり前。
もちろん言葉の壁もありますが、
一番苦しんだのは自分の意見のなさや自信のなさでした。

上司に「あなたを雇用したのは間違いだったのかもね」と言われた時、
営業で冷たくあしらわれた時、
会社の都合で理不尽な対応をされた時、
バイト生の勤務態度に何も言えなかった時、
ただただ悔しかったです。
言いたいことや言うべきことをハッキリ言えない自分に打ちひしがれました。
旅行者でも、留学生でもなく、日系企業でもなく、
台湾人と同じ土俵で働くことになった時、
「日本人」という特別なカードは使えなくなります。
それは喜ばしいことでもあり、決して甘くない道のりでした。
でも、台湾の空気感はいつだって私に
「あたって砕けろ」
「人の目線なんて気にするな」
「いつでも何度でも挑戦しろ」
と教えてくれました。
そして、どれだけ失敗しようと、次の一歩を進めたのは、
「大丈夫、大丈夫!気にしなくていいよ!」
と明るくて前向きな台湾の人たちが背中を押してくれたからでした。
だからこそ、私は原点に戻り、挑戦しようと思い直し、
中国語の発信を始めました。
ゼロから中国語を始めた時も、10年以上たった今も想いは変わりません。
一度しかない人生。後悔だけはしたくない。
中国語がほんの少しだけ話せるようになっただけで、地元で飲み歩くだけの平凡な会社員だった私の人生は確かに変わりました。
台湾の人と食事ができるようになったり、仕事の選択肢が増えたり、以前の自分よりも自信がもてるようになりました。
人の目を気にせず挑戦ができるようになり、随分生きやすくもなりました。
こんな風に変われたのは、机上の勉強だけでおわらずに、本番に立ち続けてきたからです。
下手くそな中国語でも、うまくいかなくても、かっこ悪くても、目の前の人に思いを伝えてきたから。
そして、もう一つあります。
ちゃんとしなきゃいけないという呪縛から抜け出せずに、なんの強みもなく将来を悲観していた私でも変われたのは、台湾の空気感があったからでした。

台湾の空気感とは、人の挑戦を笑わない。
むしろ、応援する。
失敗してもすぐに忘れる。
完璧主義より早い行動。
やりたいことをやる。
そんな空気感です。
台湾は、変化と多様性に寛容な国です。
女性が元気です。
弱者にやさしいです。
子連れで電車やバスに乗ると、
周りの人がバッと立ち上がり、
我先にと席をゆずろうとしてくれます。
いつでも誰でも何度でも挑戦ができます。
和を大事にしつつ、
個を尊重する空気感が漂っています。
自由なのに調和が取れている台湾。
挑戦力と応援力でどんどんどんどん進化する台湾。
こういった台湾の空気感のおかげで、失敗が怖くて動けなかった私でも前向きさを身に付け挑戦ができるようになりました。
だからこそ私は、台湾のように誰でもなりふり構わず挑戦ができる学習環境を作りたいと思っています。
中国語が話せるようになるには本番に立ち続けるしかありません。
恥ずかしくても、かっこ悪くても、できない自分に落ち込んでも、アウトプットし続けるしかありません。
出会ったすべての方が中国語を話せるようになり、昨日の自分より自信をもてるように、何度でも挑戦ができる学習環境を自分自身が先頭に立って作っていきます。
ほんの少し話せるだけで可能性や人生の楽しみは広がる。
私は本気で思っています。
話せるようになりたい方は、ぜひ一緒にがんばりましょう。