コラム

2024年の中国語学習を振り返ってみた

2024年の中国語学習について振り返ってみようと思います。

今年に入って中国語学習を再開させました。

ただ、いつからトータルどのくらいやったかは覚えていません。

というのも、何度も挫折したからです。笑

3週間くらいはクリアするんですが、問題はそこからで続かないんですよねぇ、、。

挫折の原因は3つ。

  • 優先順位を上げられなかった
  • 勉強仲間がいなかった
  • 先生がいなかった

何度も挫折して思ったんですけど、勉強したかったのに続かなかったっていうのがおもしろい発見でしたね。

やりたくても時間が取れない(怠け者の言い訳)

なので、中国語を身に付けたいとか、レベルアップがしたいのであれば、学習環境を整えるしかないなぁと改めて感じました。

で、実際にできなかった原因を潰したら、モチベーションがなくても自動的に勉強が続けられるようになったので環境作りは本当におすすめです。

挫折から抜け出した方法

結論は環境を整えること。

環境というのは勉強する時間や場所だけではなく、人も含まれていて、学習仲間や先生の存在が欠かせないということです。

語学学習って個人戦でしかなくて結局は自分との闘いなんですよね。

いかに怠けたい自分に打ち勝てるか、

言い訳をしないか、

昨日の自分より成長できるか。

でも、あれなんです、、、

やっぱり一人って手が止まるんですよね。

独学でもいける気がするんですけど、実際は独学で消えてしまう人が99%。

私も何度も挫折してます。笑

というのも、意識が低いとか、努力が足りないとか、根性がないとかではなく、自然とやらなくなるからです。

みんな忙しいですよね?

毎日やらなきゃいけないこといっぱいあるじゃないですか。

人付き合いとか、仕事とか、家事とか、育児とか、介護とか、中国語以外の趣味もあると思います。

だから、もう中国語なんて後回しになるんです。

やらなくても死なないし。

別にできなくても困らないので、わざわざ時間を作って勉強するとか、まずふつうの人は続きません。

だからこそ、勉強仲間や先生を見つけると楽なんですよね。

やったことをアウトプットできる場所があるだけで、不思議とモチベーションに関係なく続けられるようになりますし、中国語で自分を高めたい人とつながれるので安心して勉強に取り組むことができます。

どんな勉強やったの?

やったのは音読と作文です。

割合としては作文が大部分を占めました。

これはよかった点でもあるし、反省点でもあるんですけど、最終的に先生から出される課題作文に一生懸命取り組むというところで落ち着きました。

挫折期間プラス後半の4か月でやっと自分の型ができたかなという感じです。

※学習方法の確立は何かしらの目標を立ててクリアしたことがある人でないとPDCAが回せないので、サッと中国語を身に付けたいという方は信頼できる先生と一緒に勉強するのがおすすめです。

ちなみに私の今のレベル感を共有しておくと、日常会話は特に問題ありません。

買い物をしたり、病院の診察に行ったり、ママ友と飲みに行って愚痴で5~6時間あっという間に過ぎる感じなので、語彙力も文法力もありませんが、ギリギリ中級に入れるくらいだと思います。

使った教材はゼロ。

ケチったわけでもなく、教科書否定派でもないんですが、理由はこんな感じです。

  • 日常会話ができるから
  • 検定に興味がないから
  • 興味のあるテーマで勉強したいから

初心者さんやまだ日常会話ができない場合は教科書が必要だと思いますが、中級レベルになると勉強のやり方は大きく変わると思っていて、自分が”何に興味があるか”によって教材を選ぶべきなのかなと。

私の場合、検定には興味がないですし、ビジネス用語も不要なので、市販の教科書は合わないんですね。

で、まず使ったのはYouTubeでした。

いろいろ試しましたねぇ。

基本的には台湾ユーチューバーの動画を題材にしたんですが、日本語で台湾華語の翻訳がある動画を使ってみたり。

そうやって自分に合う動画を探している中でしっくりこなかったり、忙しさを理由に挫折を繰り返したんですが、最終的にはYouTubeを使った動画学習は辞めて先生から出される課題だけに集中することになりました。

というのも、勉強にあてられる時間が限られているのに、あれもこれもやると中途半端になってしまうからです。

理想をいえば、自分の興味関心のあるテーマでもやりたい!!

でも、時間確保の問題があるので絞ることにしました。

自分に合う学習法は、1日何時間勉強にあてられるのか、どのくらいの期間勉強するのか、ゴールは何なのかから逆算すると、具体的に何をすべきかが見えてきます。

先生に課題をもらえるとテーマを自分で考える手間が省けるのと、自分では思いもつかない題材を投げられるので逆に鍛えられていいかなと。語彙力もぐんと広がります。

それに、先生がなぜこのテーマにしたのかとか、先生は何を知りたいのかとか、何をおもしろいと思うのかとか、先読みして作文に取り組むのが楽しいんですよね。

あと先生から褒められたくてがんばります。笑

背景知識が必要になる場合も多いので、中国語とは関係ない調べものもあってそれがけっこうおもしろいんですよね。

最近だと戒厳令について書けと言われ、頭ぐっしゃぐしゃになりながら提出期限を1週間ズラしてなんとか書き上げたんですけど、学生時代勉強してなかった分こういうのがたまらんなぁと思ってます。笑

細かいやり方については、また別の機会にシェアしますね。

反省点

自分のライフスタイルに合う、かつ、楽しめて力がつくであろう学習法を確立できたことはよかったんですが、今年は正直身につくところまではもっていけませんでした。

理由はシンプルでやりっぱなしだったから。

復習に時間が取れなかったんですよね。

本来なら作文をやって、音読(書いた文を声に出せる)までもっていかないといけないんですが、そこまでは無理でした。反省点であり、来年の課題です。

というわけで、今年はとにかく自分の役割の見極めと時間の使い方に悩まされました。

ただ、挫折や葛藤を抱えながらも、信頼できる先生と意識の高い生徒さんに出会えたことが何よりの収穫だったと思います。

私にはもったいない方々に出会えたおかげで、ちょうど1年前中国語で発信を始めた当初とは違う景色が見えています。

皆さんはどんな1年でしたか?

2024年を振り返りつつ、ぜひ来年の抱負を思い浮かべてみてください。

私は同じ失敗を繰り返さないよう狭く深くたのしんでいきたいと思います。